ひとり親(シングルファザー)が息子たちに伝えたこと【その1】

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ひとり親(父子家庭)になってすぐの話

正直な気持ちをゆっくりと伝える

ひとり親(父子家庭)生活が始まってすぐ、わたしは息子たちに伝えたことがあった

それは「可哀想な人間ではない」ということ

というのは、父子家庭になってから親戚やご近所さん、それに同じ学校の保護者などといった一部の人たちから

・お母さんがいなくて可哀想
・お母さんに会えなくて寂しくない?
・お父さん一人で大変ね

などといった言葉をもらう機会が増えたからだ

とくに「可哀想」というネガティブな言葉は、本人たちが思っていなくても多くの人間から言われ続けると「自分は可哀想な子なんだ」と思い込んでしまうリスクがある

これから先、自分たちは可哀想な子なんだと思って生きてほしくなかったわたしは「母親がいない=可哀想な子」ではないことを説明した

どこまで理解できるのかわからないが、とにかく思っていることを正直に伝えたのだった

たしかに片親の子どもは可哀想に思えるのかもしれない

わたし自身も当事者になるまではそう思っていた、…決して周りの人たちに悪気があるわけでもない

だからこそ、これからどんなネガティブな言葉を周りから受け取っても前向きに歩んでいける子に育ってほしいという願いを込め、早い段階で話しておきたかったのだった

ありがたいことに、笑顔で元気に日々の生活を送れています。